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双極性障害Ⅱ型と向き合いながら、書道家・声優・ライブアイドルとしての邁進の日々を綴っていく奮闘記です。

双極性障害Ⅱ型と向き合いながら、書道家・声優・ライブアイドルとしての邁進の日々を綴っていく奮闘記。同じ疾患を持つ人の気持ちが少しでも和らいでくれたらと思い作品や対処法など書いていきます。

回顧。

 

正確な日は覚えてないのですが、今月で地元に戻ってから丸4年経ちます。

 

2009年に上京して6年間。

インターネットラジオをやって、ライブハウスでライブを始めて、朗読劇に出演、演技のワークショップ、アイドル活動…

 

地元にいたら絶対経験できないことをたくさん経験させていただきましたし、地元にいたら出会うことも無かった人達ともたくさん出会えた。

お別れしたけど大事な人も出来た。

 

 

今も、「まだ東京にいたら…」と思うことはあります。

病気にならなければ…と悔やむこともありました。

 

 

でも、地元に戻ったから得たこともたくさんある。

 

例えば、書道家を始めたこと。

 

アルバイトも辞め声優業もお休みし、何か出来ることはないか、と思いついたのが書道家

 

東京にいたままなら思いつかなかったと思います。

 

書道家をやっていなかったら、リーディング書道というジャンルも出来なかっただろうし、占いの資格を取ろうとも思わなかったかもしれない。

 

 

それまで、声優一直線だったのが、地元に戻ってからの方が色んなことに目を向けるようにもなった。

 

その結果色んな可能性が広がった。

「私にしか出来ない事」が増えたようにも思う。

 

 

帰ってきた最初の方は「出来なくなった事」ばかりに目を向けて、「あれもこれも出来なくなった」と思うばかりだったけど、最近は出来るようになったことを数えるようにした。

 

そう思えるようになったのは多分、視野が広がったのと病気と向き合おうとしているからなんじゃないかな?と思う。

 

今までの私は、声優として仕事が出来なければ生きている価値はないと思っていた。

それしかないと思ってた。

 

思い込んでた。

それだけその夢に本気で向かっていってた。

 

でも、すごくもったいないよなぁ。って今なら思います。

 

生きていてもいいんだ。

他にも出来る事はたくさんあるじゃないか。

 

と、過去の私に言いたい。

 

 

本当に色々な事があった4年だけど、確かに病気は回復に向かっている。

波があるから落ちる事もあるけど、今はちゃんとした対処法も見つけて、ただ落ちるだけではなくなった。

 

長い目で見れば成長してる。

 

そう実感できた5年目。

 

 

これからもゆっくり向き合っていきます。

 

 

全てのことに、ありがとう。