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双極性障害Ⅱ型と向き合いながら、書道家・声優・ライブアイドルとしての邁進の日々を綴っていく奮闘記です。

双極性障害Ⅱ型と向き合いながら、書道家・声優・ライブアイドルとしての邁進の日々を綴っていく奮闘記。同じ疾患を持つ人の気持ちが少しでも和らいでくれたらと思い作品や対処法など書いていきます。

続き

 
その頃、電話も怖くて、かけることも取ることもままならなかったので、冷汗がでて怖かったのですが、受付の方の声がとても優しくて、思わず泣きそうになったのを覚えています。
 
 
うまく症状などをしゃべれないので、予約当日まで、思いつく限り症状を紙に書いて、当日先生にそのメモを渡しました。
 
色々問診があって、伝えられた病名はうつ病ではなく、躁鬱病でした。
 
躁鬱病でも、鬱が強いⅡ型。
 
自分でも、わかりませんでした。
 
 
躁の部分は気づかないことが多いようです。
 
 
ただ、思い返すと、いくら動き回っても疲れを感じず、いくらでも行動できることがある。
お金が入るとたくさん使ってしまいそうになる。
実際スーパーなどで買い物をすると、値段を見ずに何でも買ってしまってました。
 
 
思い当たることが結構あったので、びっくりしましたが、「あぁ、そうか」と納得したのを覚えています。とてもすっきりした気分でした。
 
 
本当はきちんと休んだ方がいい事。
薬物療法で治療していくことなどを聞きました。
 
 
私は、精神薬は副作用が怖かったので出来るなら飲みたくないと話したところ、弱めの薬があるから試してみないかと言われました。
 
ラミクタールです。
 
元はてんかんのお薬とか、いろいろ説明を受けましたが、今は覚えていません。
 
薬の説明や病気の説明などをしっかり詳しくわかりやすくお話してくれて、話もしっかり聴いてくれて、過去に通っていた病院とは大違いだなという印象がありました。
 
初めて服用した時はあまり実感はなかったですが、確かに気分の落ち込みが軽くなったように思います。
これで治るんだ。そう思いました。
 
 
同じ頃、別の店舗に応援に行くことが多くなり、応援に行った店舗はとても忙しかったですが楽しく、働いている人もいい人ばかりだったので、異動をお願いしていました。
 
アルバイトが異動というのはあまりないので、できるかどうか不安でしたが、この店舗で続けていくのは不可能だと、診断書と一緒にこれまで辛かった思いを店長にぶつけました。
 
初めて、バイト先で泣きました。
 
人前で泣く事があまり好きではなかったのですが、我慢の限界だったのだと思います。
 
 
また、感情的に何かを人に伝えたのも初めてでした。
 
 
その甲斐あってか、なるべく早めに異動出来るように手配してくれました。
 
 
この時はこれで楽になれる、回復に向かっていけると思ったのですが、そうもうまくはいかなかったです。
 
 

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